ランナーの多くは体のどこかに痛みを抱えています。
腰もその一つではないでしょうか?
ランニングにとって腰は非常に大切な部分であり、一番負荷のかかる部分でもあります。
今回はランニングによって生じる腰の痛みの原因について書いていきたいと思います。
腹筋が弱いと腰が痛くなりやすい
ランニングによって腰を痛める人は腹筋が弱い傾向があります。
腹筋が弱いと体をまっすぐに保てないため骨盤が後傾してきます。
骨盤が貢献すると腰に負担がかかり、それが長時間続くと痛みにかわります。
腰が痛くなりにくい人は、体をまっすぐに保ち上半身が軽く前傾しているます。
体をまっすぐに保ち前傾させるためには腹筋が強くないといけません。
腹筋の弱さは、腰の痛みに関係してくるのです。
腹筋を強くさせるためには普段から筋トレによって鍛えるかもしくは走る前に腹筋運動することで腹筋を使って走ることを意識させることで骨盤を後傾するのを防ぐことができます。
まず1つ目の腰を痛める原因としては腹筋が弱いことが挙げられます。
股関節が硬いと腰を痛めやすい
ランニングで長い距離を走るために重要なのは、股関節を使って走ることです。
体の幹とも言われる体幹に直接つながる股関節を使って走ることで体全体を使って走ることができます。
ふくらはぎなどを使って走るのとは違って長い距離でも疲労を感じず走ることができます。
しかしここで股関節の可動域が狭いと腰を痛める可能性があります。
股関節を大きく後ろに引こうと思った時、股関節の柔軟性がないとうまく足が後ろに引けません。
そのため、体は腰を反ることによって足を後ろに引こうとします。
腰を反る動作を長時間続けると腰を痛める可能性があります。
腰に負荷をかけないためには、腰をできるだけまっすぐの状態に保ったままランニングを行うことが重要です。
そのためには股関節を柔軟に動かし、上半身はそのままの形をキープした形が理想的だといえます。
股関節の柔軟性を高めるためには、普段の生活から意識的に股関節を大きく動かすしかありません。
普段、歩く際も股関節を大きく動かすことを意識し柔軟性を高めていきましょう。
走り過ぎも腰を痛めることになる
走りすぎも腰を痛める原因になります。
これは直接的な原因とは言えませんが、正しいフォームでで走っていたとしても疲労が蓄積すると腰を痛めることになります。
つまり、腰はそれだけランニングをすることによって負荷がかかっていると言うことです。
もし腹筋の弱さ、股関節の硬さに覚えがなく、腰が痛い場合は少し休んでみるのもいいかもしれません。
腰はランニングの軸となる部分です。
ランニングの重要な部分が痛みを持っていけば本来の走りはできません。
腰だけでなく腰まわりの筋肉もほぐしてあげることで痛みを和らげることができます。
腰の痛み走りすぎの証拠です。
ここはゆっくり休みましょう。
まとめ
ランニングによって起きる腰の痛みは腹筋が弱いことと股関節が固いことによって起こります。
そのため普段の生活から腹筋を鍛えたり股関節の柔軟性を高めていきましょう。
腹筋を強くすることは、腰だけでなく太ももなどの痛みの予防になりますし、股関節の柔軟性をあげると歩幅が広がり走行スピードもアップします。
腹筋と股関節を鍛えて、腰の痛みとおさらばしましょう。
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