腰痛対策としても知られるランニング。
しかし、走り方を間違えると反対に腰痛に悩まされることになります。
では、なぜランニングによって腰痛になってしまうのでしょうか?
そしてどうすれば痛くならないのでしょうか?
なぜランニングによって腰痛になるのか?
ランニングによる腰痛の原因の多くは、腹筋の弱さにあります。
腹筋が弱いと、ランニングの理想である前傾姿勢を保つことができず、猫背になります。
猫背になると腰の位置が低くなり、負荷がかかりやすい体勢になり、腰に負荷がかかり痛みに繋がってしまうのです。
ランニングの際、上半身は一本の線のように真っ直ぐな状態がベストです。
しかし、腹筋が弱いとこの姿勢を保つことができません。
つまり、腰痛は腹筋の弱さからくるものなのです。
ランニングによって腰痛になったらどう対処するべきか?
痛みが出たら、まず無理はしないことが重要です。
少しくらいの痛みであれば、安静にしていれば治りますが、そのまま無理をしてしまうと筋肉が損傷してしまうこともあります。
痛みを感じたら、走るのをやめてウォーキングに変えてるべきです。
また、痛みに対する対処をしては、太ももと背中のストレッチを行いましょう。
腰のストレッチを行うと、反対に痛みが強くなることがあるため、周りにある太ももや背中をほぐすことから始めます。
徐々にほぐれてきたら、腰のストレッチをゆっくり行います。
腰の痛みは、筋肉の硬直からきているためストレッチは有効な対処だと言えます。
ランニングによる腰痛をなくすためにはどうすればいいのか?
ではランニングによる腰痛をなくすためにはどうすればいいのでしょうか?
着地の位置を溝うちの下あたりにすると、姿勢が良くなり腰に負担がかからなくなります。
腹筋が弱く、猫背になる人は、着地が腰をより前で着地しているはずです。
そうなるとどうしても猫背になり、また走るスピードにブレーキをかけていることになり、腰にとっても体力的にも負荷がかかります。
着地の位置を溝うちにすることで、自然なかたちで前傾姿勢をつくることができます。
また、腹筋を鍛えることも腰痛対策になるのです。
ランニングにとって腰回りの筋肉は、非常に重要な筋肉です。
何故なら、腹筋、太もも、お尻など大きな筋肉を使って走るためです。
腰が痛いのであれば、1日数回でも腹筋運動を行いましょう。
まとめ
近年、健康を考えランニングを始める人が多くなっています。
しかし、正しい走り方でランニングをせず怪我をしてしまうケースも少なくありません。
腰痛もその一例です。
正しいランニングフォームを身につけ、健康的なランニング生活を目指しましょう!!。
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