夏までに腹筋を割りたい!
そう考えているあなた。
まだ間に合いますよ!
ランニングや筋トレは、ただやみくもに行えばいいというものではありません。
何事にも正しい方法があって、それを実践することでより効率的に筋肉をつけることができるのです。
効率的に筋肉をつけるためには、どうすればいいのでしょうか。
今回は、ランニングや筋トレを行う「時間帯」に着目していきたいと思います。
筋トレはお昼から夕方にかけてが一番効果的
結論から言うと…
「お昼から夕方にかけて」
が一番効果的であると言えます。
時間で言えば16~18時くらいでしょうか。
これは、私たちも体の中にある自律神経がカギを握っています。
自律神経には、2つ種類があり
・交換神経
・副交換神経
です。
簡単に説明すると、交感神経は活発的に動くときに働く神経であり、副交感神経はリラックスしているときに働く神経です。
交換神経は、主に日中私たちが活発に活動しているときによく働いており、
交換神経が動いている時間に筋トレを行うと効率的な筋力アップができます。
交換神経が活発に動いている時間帯がお昼から夕方なのです。
朝ごはんや昼ごはんを体内で吸収し、一番エネルギーが溜まっています。
その中で、筋トレを行うことで筋肉を成長させることができます。
では、反対に効率の悪い時間帯はいつでしょうか。
筋トレを行うべきでない3つの時間
1、寝起き
よく筋トレは、早朝に行うといいと言われます。
確かに、朝からだを動かすことによって代謝がよくなり筋肉もつきやすいように思えます。
しかし、先ほどの自律神経の観点から見ると、
寝起きは体が一番リラックスした状態であり、副交感神経が優位な状態にあります。
その中で、激しい筋トレを行っても、エネルギーが上手に筋肉に伝わらず無駄に終わることもあります。
最悪の場合には、体が動いてないため怪我をする恐れもあります。
寝起きすぐの筋トレは控えましょう。
2、食後すぐ
食後の筋トレは非効率です。
あまり食後に筋トレをやろうと思う方も、少ないのではないでしょうか。
食後も栄養素の吸収のために副交感神経が動いており、体を動かすところに栄養素は使われていません
そのため、筋トレを行っても効果が出にくいのです。
3、寝る前
仕事や家事で忙しいあなたは、この時間に行うことが多いのではないでしょうか。
しかし、寝る前も効果が少ないと言われています。
理由は、他の2つと一緒です。
寝る前は、副交感神経が優位に立っています。
もし、寝る前に筋トレによって交感神経を動かしてしまうと
睡眠の質にも影響を及ぼしてしまいます。
筋肉は、十分な休息が行われるからこそ成長します。
寝る前の筋トレは、極力控えてください。
夜にランニングするのであれば21~22時の間に
ここまで読んでいただいた方は、
お昼から夕方は仕事をしているからできない。やる時がないじゃないか!
と思われる方もいると思います。
仕事や家事で忙しく夕方に時間が取れない方は、
21~22時の間であれば、効率的なランニングや筋トレができます。
仕事の疲れが残っているかもしれませんが、
この時間帯は、ギリギリ交感神経が活動している時間帯であり
ランニングを行っても比較的効果が出やすいと思います。
夜にランニングを行うことについて「夜ランニング 痩せたいなら食べる前に走れ」に書いてあるので読んでみてください。
もしくは、どうしても朝しか時間が取れないという方は、
しっかり準備運動した上でランニングや筋トレを行ってください。
ゆっくり体の中の交感神経を起こしてあげることで少しずつ体が動いてくるようになります。
食事にも気をつけよう
余談ですが、夕方に筋トレを行う場合、少し空腹を感じたらバナナやプロテインで空腹を満たしましょう。
空腹時は、体内にエネルギーが足りていないため筋肉を消費してしまします。
筋肉を成長させたいのに、逆に消費させてしまっては逆効果です。
なぜお昼から夕方が一番効率的なのかは、エネルギーが関係しています。
エネルギーを使ってランニングや筋トレをすることで活発に筋肉が動き、脂肪を筋肉に変えてくれます。
エネルギーを摂取するためには、糖分、脂質、たんぱく質の3大栄養素を取り入れる必要があります。
特に、たんぱく質は筋肉を形成するもとのような成分です。
時間帯に加えて食事にも気を使って行きましょう。
栄養補給のための食事について「ランニングの疲れを残さない!十分な栄養補給とケアの仕方教えます。」に書いてありますで、参考にしてください。
時間を有効に活用して効率的な筋トレを
これまで、筋トレを行う時間について書いてきましたが、
生活リズムが一定でないと実践はできません。
早寝早起きをして日中に活発に動くことを意識してみましょう。
夏までまだ時間はあります。
今日からでも筋トレを始めましょう。
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