「ランニング後、お尻が痛い」
「走った次の日のお尻の筋肉痛がひどい」
そんな悩みを持っていませんか?
お尻の筋肉痛は珍しいため、奇妙に思われるかもしれませんが
筋肉痛になるということはどこかバランスが崩れたフォームでランニングを行っているのかもしれません。
今回は、ランニングによって起きるお尻の筋肉痛について書いていきます。
お尻が痛くなる原因は、腹筋にある
なぜランニングでお尻が痛くなるのでしょうか?
それは、「腹筋」と「股関節」をうまく使えていないからです。
理想的なランニングとは、お尻から太ももにかけての筋肉を使って走ることがいいとされています。
そのため、お尻が筋肉痛になることは一見いいフォームで走れているように思えますが、痛みが出ている以上どこかバランスが崩れてしまっている恐れがあります。
お尻が痛くなる要因として、腹筋が弱く、骨盤の動きが悪いため足があがっておらず、それにより体全体に反りが生じているからです。
反りが生じると太もも裏の筋肉が引っ張られる形になり痛みになります。
股関節が硬いと固まった体幹部分を足の力で運ぶことになるため、その分の負担がお尻から太ももの裏にかかってくるのです。
お尻が痛くなった場合は、お尻から太ももにかけてマッサージする
もし、筋肉痛になった場合にはマッサージを行って筋肉をほぐしてください。
お尻だけでなく、太ももの裏にも負担がかかっている可能性があるため
膝裏近くまでマッサージをする痛みが和らぎます。
また、テニスボールやゴルフボールを使ったマッサージも効果的です。
床に寝転ぶ状態になり、体と床の間にボールといれ転がしていきます。
ボールは100均で買えるものであるため、手でのマッサージが物足らない人やマッサージする力がない人はぜひ使ってみてください。
また、ストレッチも効果的です。
お風呂上がりやランニング後、体が温まっているときに
ゆっくり筋肉を伸ばしていきましょう。
この時に注意が必要なのは、無理をして伸ばす必要はないということです。
お尻の痛みを予防するために、腹筋を鍛える
お尻の痛みは、腹筋の弱さからきています。
そのため、腹筋の痛みを予防するには腹筋を鍛える必要があります。
腹筋はランニングをする前に行うのが効果的です。
走る前に筋トレをすることで脂肪が燃えやすくなり
さらには腹筋に力が入りやすくなるため、体も反りにくくなります。
また、股間節の柔軟性もあげるようにしましょう。
股関節が硬いとお尻の筋肉も硬くなり、痛いが生じやすくなります。
普段の生活から股間節を動かす意識をすることで柔軟性が高まります。
特に、デスクワークをしている方は股関節が硬くなりやすいため
柔軟運動をこまめにやることをお勧めします。
走る際の注意点としては、
・腹筋に力を入れ、体が反らないようにする
・股関節を大きく使って走るイメージをもつ
とお尻や太ももの裏に負担をかけず体全体で走ることができます。
まとめ
お尻の痛みの原因は
「腹筋」と「股関節」にあります。
もちろんお尻の筋肉が弱いという可能性もありますが
お尻の筋肉は、体の中で大きな筋肉になるので他のところも痛くなっているはずです。
お尻だけ痛いという場合は、腹筋と股関節を意識してランニングを行ってください。
もし、痛みが引かないようでしたら病院にいかれることをおすすめします。
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